News活動報告

2019.02.05
野口啓代選手、杉本怜選手へインタビュー / 第14回ボルダリングジャパンカップ

2019年1月26日(土)~27日(日)に開催されたスポーツクライミング第14回ボルダリングジャパンカップ。日本のスポーツクライミングを牽引してきた野口啓代選手、世界大会でも好成績を収める杉本怜選手、日本中が注目する二人へ、決勝戦の後、インタビューを行いました。
 
<野口啓代選手コメント>
今シーズンは世界選手権でオリンピック出場を決める「勝負の1年」と位置付けています。8月にピークを持ってくることも大切ですが、出場する大会で自分が納得するパフォーマンスが出来るかどうかも今の自分の状態を知るうえではとても大切になってきます。今回、調子は決して悪くなかったのですが大会を通じて登れなかった課題、アテンプトを重ねた課題を分析してトレーニングに生かしていきたいと思います。生萌の初優勝はおめでとうと心から祝福したいです。今シーズンも一緒に高め合っていきたいです。来月はスピード、3月にはリードジャパンカップが開催されます。種目ごとにやるべきことが異なるのでしっかりと自分のクライミングができるようにコンディションを整えます。会場に応援に来て下さった皆さま、ありがとうございました。次も応援を力に変えて頑張ります。
 
<杉本怜選手コメント>
今年のBJCに関してはひとつの通過点だと思っていて、最近は世界選手権に向けてのトレーニングをしています。 BJCの1週間前まで、クライミングの街オーストリア・インスブルックで、自分があまり得意ではないスピードやリードを中心に練習していました。帰国後1週間はボルダリングを練習しましたが、ばっちり調整をできたわけではなかったです。でもその中で試合に勝つという目標を持ち、自分がいつも試合に臨む際のルーティンを経て決勝に挑めたのはよかったと思っています。結果、決勝で5位と悔しい気持ちもありましたが、今の自分の中では最高の成績を出せたし、次の大会(SJC)に向けてまた頑張っていこうと思いました。

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