だれでもチャレンジできる!「ボルダリング検定」を受けてみよう
各大会での選手たちの活躍が人気を後押しし、スポーツクライミングの人気は上昇し続けています。気軽に楽しむことができるジムの数は10年間で約5倍に急増したとも言われており、街でもクライミングジムをよく目にするようになりました。
スポーツクライミングを楽しむすべての人へ、ぜひお知らせしたいのが「ボルダリング検定」です。一般社団法人日本クライミングジム連盟が実施するボルダリング検定は、ボルダリングの技能検定制度で、スポーツクライミングを楽しむ一般のみなさんに向けた検定です。
「ボルダリング検定」の仕組みって?
検定の仕組みとしては、階級は5級から1級までで、チャレンジするのは5つの課題です。そのうち、みんなで一斉に行うセッションというスタイルが3課題、制限時間の中で登り切る課題が2課題あり、すべてコンセプトは全く異なります。これらの中で3課題以上を完登することで階級に合格となり、認定証とバッジが発行されます。このバッジは、完登した課題数によって階級の中でもさらに色分けがされており、3課題はブロンズ、4課題はシルバー、5課題全ての完登でゴールドのバッジが付与されます。
いつもと違うトレーニングで合格を目指そう
検定というひとつの目標を持つことで、選手でない人もそれに向かいトレーニングすることができるのは、通常のトレーニングと異なるところ。ジムでの練習でどんどん登れてしまう人でも、大会で実力が発揮できない場合があります。制限時間やルールなど、検定にあわせたトレーニングをしていきましょう。
検定のためのトレーニングポイント
みなさんもぜひ検定へ参加してみてください。次回検定は以下の予定です。
未来の選手がこの検定から誕生する可能性も。
ますますスポーツクライミングが盛り上がって行きそうですね。
監修/杉本 怜(プロフリークライマー)